【販促のアイディア】薬局にトキメキを ー買い場をつくるということー
class A マーケット・バイヤーの柄澤です。
9月8日（木）にclass A の新規入会薬局向けにオンラインで行った「Let`s start!」の中で、会長の橋本 薫の講演で面白い内容がありましたので、一部ご紹介します。
皆さんは「買い場」という言葉を聞いたことがありますか？「売り場」は聞いたことがありますが、あまり普段耳にしない言葉です。
「売り場」は販売する側からの視点でいうものに対し、「買い場」はお客さまのための場としての視点があります。
薬局にその「買い場」を作ることのメリットのひとつに「薬局内にトキメキを作る」というものがありました。
私たちも薬局の商品ディスプレイのご相談を受けることがあるのですが、まずアドバイスするのが、毎月メッセージをもって発信するコーナーを作ることをお勧めしています。
例えば、「食欲の秋到来！おいしく食べて健康に」というテーマを掲げ、それに関連する商品をピックアップして商品を飾り、その近くに手にとってもらう商品を陳列するだけで、毎月お薬をもらいにきている患者さんにトキメキとメッセージを送ることができるのです。
さらにそのコーナーから会話が生まれるきっかけができます。
そして商品を購入していただければ、その方は「患者さん」から「お客さん」になるのです。
最近私が定期的に足を運ぶ店のひとつに「中川政七商店」があります。
先日行った時には「夜の過ごし方」のコーナーがあり、着心地の良い素材のウェアやカフェインレスのお茶、香りの商品などが並べられて、「ああ、秋の夜長を楽しみたいな」という気持ちになりました。
こんな大きなコーナーは薬局内に作れませんが、小さなテーブル一つでいいのです。
お客さまにトキメキを持ってもらえるコーナー作りをしてみませんか？
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